▶︎ はじめて来られた方は 保育士を辞めたいと思ったら|5ステップの進め方 から読むと、
全体像がつかめます。
この記事の結論
転職を決めていなくても、転職エージェントに登録する価値はあります。
私はこれまで2回登録して2回とも転職しませんでしたが、それでも「登録してよかった」と思っています。
電話が鳴るまでのスピードから正直な戸惑いまで、実際の体験を記録しています。
保育士転職エージェントに「辞める気がないのに」登録した理由
2回目に登録したのは、園長をしていた頃です。
目的は転職ではなく、自分の市場価値を知ることでした。
40代・小規模園の施設長という経歴は、外の世界でどう評価されるのか。
この先の身の振り方を考えるうえで、それを知らないまま悩み続けるのが一番苦しい、
と感じていたからです。
転職エージェントは「転職を決めた人が使うもの」と思われがちですが、
実際には情報収集だけの登録も珍しくありません。
担当の方にも「今すぐの転職は考えていない」と正直に伝えたうえで、話を聞くことができます。
保育士転職エージェント登録から約10分後、電話が鳴りました
登録したのは、保育業界に特化した「ヒトシア保育(旧:保育ひろば)」というサービスです。
LINE連携で簡単な求人はサクッと見られて、詳しい情報や自分に合った職場を探すには
本登録が必要、という仕組みでした。
入力したのは、園の形態(社会福祉法人/小規模など)・勤務年数・おおよその収入くらい。
驚いたのは、そのあとです。登録から約10分後に、電話が鳴りました。
早すぎてびっくりしましたが、同時に「それだけ保育士が足りていないんだ」と
実感した瞬間でもありました。
ちなみに以前の登録のときは、日中働いていることを伝えると、夜20時ごろの電話に
合わせてくれました。どこかに出向く必要は一度もなく、やり取りはすべて電話。
働きながらでも無理なく使える仕組みになっています。
保育士転職エージェントに登録して分かった3つのこと
- 年収の相場を教えてもらえた:経験値を考慮したおおよその年収を提案してもらえたことは、
大きな安心感でした。直接応募では一番聞きにくいお金の話を、間に入って扱ってもらえます - 自力では見つけられない園に出会えた:提示された候補園の中には、自分で求人サイトを探していたら
出会えなかった園、条件的に魅力的な園もありました - 求人には「狙い目の時期」がある:2月前後は4月入職に向けた募集が増える時期で、
選択肢が広がりやすいと感じました
保育士転職エージェントを使っても転職しなかった理由
私の希望条件(通いやすい沿線・小規模園・施設長)に合う求人には、結局出会えませんでした。
条件の良い園もありましたが、交通の便を考えて断念しています。
また、登録後は数日に1回ほど新着求人のショートメールが届き、園からのオファーメールも
来るようになります。まめな連絡を心強いと感じるか、多いと感じるかは人それぞれだと思います。
合わないと感じたら、連絡頻度の調整や停止は遠慮なくお願いして大丈夫です。
登録しても、今の園に連絡がいくことはありません
在職中に登録するとき、
いちばん不安なのは「今の園に知られてしまうのでは」ということだと思います。
結論から言うと、登録した段階で今の職場に連絡がいくことはありません。
エージェントから園に情報が渡るのは、あなたが「この園を受けたい」と同意したときだけです。
私自身、2回登録して2回とも転職しませんでしたが、
どちらのときも今の職場に知られることはありませんでした。
在職中であることを最初に伝えておけば、
連絡の時間帯や、園見学・面接の日程も合わせてもらえます。
「今はまだ情報だけ集めたい」と伝えてしまって大丈夫です。
それでも、登録したことに後悔はありません。
「その気になれば、いつでも動ける」と分かったこと
——それが、今の園でもう少し頑張る力にも、
いざという時に環境を変える勇気にもなるからです。
市場価値を知るという当初の目的は、転職しないまま十分に果たせました。
私が使った保育士転職エージェントは、もう終了しました
正直にお伝えすると、ヒトシア保育は2025年9月末でサービスを終了しています。
つまりこの記事には、紹介料も忖度もありません。
終了したサービスでの体験だからこそ、良かったことも戸惑ったことも、事実のまま書きました。
そして、保育士専門の転職エージェントというサービス自体は、現在も複数あります。
仕組みはどこもおおむね同じです。
「登録=無料の情報収集」と考えれば、転職を決めていない今のあなたにも、
使える手段だと思います。
まとめ|保育士転職エージェント登録は「情報の入口」
エージェントがそもそも何をしてくれるのかは保育士の転職エージェントは何をしてくれる?に、
紹介された園を見極める視点は「良い園」の見分け方にまとめています。
そして、そもそも「辞めたい」の正体がまだ整理できていない方は、
保育士を辞めたい≠保育が嫌いから読んでみてください。
焦って決めなくて大丈夫。情報だけ先に集めておくことは、あなたの武器になります。
では、エージェント経由の応募は、園からはどう見えているのか。
紹介手数料の仕組みも含めて、採用側にいた私の本音も正直に書きました。
あわせて読んでみてください。
エージェントを使う前に知っておきたいことは
保育士転職エージェント、使う前に知りたいことにまとめています。
